Atlassian製品のJIRAシリーズではIssue(課題)と呼ばれる最小単位のチケットの遷移を管理することが基本となります。
元々はソフトウェア開発において発生するバグ(欠陥)を管理するためにIssue(課題)へ発生したバグを登録し、バグ修正の過程や対応方法などを追跡管理するために利用されていました。
昨今ではIssueに課題だけではなく作業を登録することで、ソフトウェア開発の垣根を超えて、あらゆる組織で発生する業務・作業の対応状況や付随情報を管理するための利用へと拡張しています。
随時発生する報告書や検査結果などのドキュメントはアトラシアン製品のConfluenceにてJiraのIssue(問題)と紐付けて管理・保管することができます。
お客様から製品Aのクレームを、お客様相談窓口で受け付ける。クレーム内容をJira Softwareの方へIssue(問題)登録する。
Jiraのワークフローに基づいて、上長にメール転送され内容確認し関連部署に担当割を行う。今回は品質管理の担当者へ割り振り、内容が転送される。
品質管理の方でチェック・検証し問題がなければクローズさせる。もし、製造過程での問題の可能性があれば関係部署の生産部へエスカレーションさせる。
生産部の方でクレーム内容よりラインの改修が必要と判断し対応する旨を決定。 ①のIssue(問題)をクローズする。一方、生産部の方で、生産ライン改造に関するIssue(作業)を①Issue(問題)と紐づけた形で登録する。
生産部の業務として④のissue(作業)を実施し、完了すればクローズさせることで一連の全体業務が完結します。
管理層へは過去のクレーム状況や現在の進行状態などをJiraから出力されるレポートを活用して報告します。
製品一覧 価格一覧
eazyBI Reports and Charts for JIRA
統計分析情報の強化ツール
ドラッグ&ドロップで JIRA のカスタムレポート、チャート、ダッシュボードを簡単に作成することができます。
より詳しく製品名 | 特徴 | 主な対象業務 |
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あらゆる企画や計画、課題を登録し、その後の進捗状況や最終的な解決・完結までの変遷を管理します。 基本は課題(Issue)を登録してから完結するまでの作業、やり取りを管理します。 |
全ての業務 |
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お客様や従業員からのリクエストや問い合わせを取り込んで適切な対応を効率よくできるように支援します。 | 受付業務、お客様相談センター品質管理等 |
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議事録からプロジェクト計画書、製品要件書、テスト仕様書などの文書だけでなく、動画や画像、動的なデータにあらゆる情報(コンテンツ)を管理・共有しチーム、組織での協同作業を効率的に支援するツールです。 | 全ての業務 |
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作業(タスク)をカードで表現し個人及びチームの看板ボードに掲示し、視覚的に非常に分かりやすく管理します。 個人はもちろんチーム全員の作業状況やプロジェクトの進捗状況が視覚的に把握できるタスク管理 ツールです。 |
全ての業務 |
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Gitリポジトリを構築し、チームが協同でコード開発、テスト、配置(デプロイ)までを1つの場所で対応できます。 市場の変化に迅速に対応するための継続的デリバリーを実現させるソース管理ツールです。 |
システム開発 |
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WindowsとMacでGit GUIを用いてリポジトリを視覚化して、ファイル、ハンク、行ごとに変更を ステージングしたり削除したりでき、Gitの機能を有効活用できる使いやすいインターフェースを提供します。 |
システム開発 |
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アプリケーション開発にてビルド、テスト、リリースを一つのワークフローにまとめて自動化できます。 Fisheye、Crucible、Bitbucket、Jira Softwareとつなげて、機能リクエストから、ビルド、デプロイメント、 コミットメントと自動的にステータス更新され、継続的デリバリーを実現させる ことができます。 |
システム開発 |
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ソース管理ツールである、SVN、Git、Mercurial、CVS、Perforceの全てにわたり、コードに関する アクティビティー、操作情報などの全てを一カ所で集中管理できます。 |
システム開発 |
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SVN、Git、Mercurial、CVS、Perforceのいずれのシステムにおいてもワークフローべスのコード レビューを行い変更に関して議論を交わし、知識を共有し、欠陥を特定していきチームのレベルを向上させます。 | システム開発 |
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インシデント(事件・ミス)が発生したときにチャットルームを立ち上げたり、担当者へアラート メッセージを発信しアクシデント(事故)に繋がらないように初期初動を管理・対応します。 | システム運用 |
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業務(作業)フローを起点にプロジェクトとタスクを管理します。 組織の壁を超えるようなプロジェクトも状況、コメント、添付ファイル、担当者の状況・負荷などのあらゆる情報を1ヵ所で確認できるので情報共有・意思疎通が容易で効率的に運用できます。 |
全ての業務 |
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サーバーや製品の問題でダウンタイムが発生した際に顧客や社員にコンポーネントのステータスや稼働状況の情報が提供される画面を通して目の前の問題解決に集中させるためのインシデント コミュニケーションツールです。 | システム運用 |
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200以上のコラボレーションツールと統合されており、アラートを集中管理し重大な警告が発生した際には複数のチャネル(電話、E-Mail、SMS、携帯等)を使用して通知し、適切なチームが即座に解決対応できるように必要な情報を提供します。 | システム運用 |
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全てのAtlassian Cloud製品に対してユーザーとセキュリティーポリシーを一元管理することで管理効率を高めます。 (クラウド型対応) |
システム運用 |
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Active Directory、LDAP、OpenLDAP、Microsoft Azure ADなど、複数のディレクトリのユーザーを 1 つの場所で管理し、アトラシアン製品に対してシングルサインオン (SSO)にてアプリケーションの認証権限を制御します。 (サーバー型、データセンター型対応) |
システム運用 |